男性社会で女性エンジニアは働くのに不利?

IT業界は男性社会であり、女性エンジニアは決して多くないと言われています。実際にエンジニアをしている男女比を見てみると、9:1で圧倒的に男性が多いのが現状です。
なぜ女性エンジニアが少なく、男性社会になってしまうのでしょうか?

理由として大きいのは労働環境ではないかといわれています。エンジニア職はハードな現場というイメージがあります。納期前の繁忙期には残業が続き休日出勤を求められることがあります。このような長時間労働に体力的に何のある女性は難しいわけです。

ただし労働環境については改善を試みている職場も少なくありません。フレキシブルに勤務できるところもありますし、昨今のコロナ禍の中でリモートワークへの対応を進めている企業も見られます。

男性社会といわれると女性エンジニアの活躍する隙間がないように思うでしょう。しかし、女性エンジニアこそ、女性の輝ける業種ではないかとみられています。男女平等とは言われているものの給料面など、いまだ男女差別は根強く残っているのも事実です。

ただ、エンジニアの世界はとにかく成果主義の側面が見られます。仕事をするうえで必要なスキルを持ち、きちんと結果を出せば女性でも重要なポジションで仕事につけます。

また、女性はコミュニケーションが得意といわれます。きめの細かな対応ができるのですが、この女性の特徴がエンジニアの世界ではいかせるとみられています。
エンジニアは複数の人が連携して進める仕事なので、円滑に業務を進めることができます。